皆既日食と青春

日記

今日は(2014年10月8日)、3年ぶりに皆既日食がみれるとのことで、
時間を調べって皆既日食のタイミングで散歩に出かけた。

 

薄暗い夜道、台風が近くまできている影響かそれとも全く関係ないのか、なんだか少しだけ風が冷たくて少しだけ肌恋しい。

 

間違えた。

ひと肌恋しい。

もっと間違えた。

肌寒い。

 

薄い長袖を羽織って街の明かりが届かない公園にひっそりと向かった。

 

真っ黒のカーテンに包まれたような公園。
空には大きなお月様。

 

もう少しすると、このお月様も黒いカーテンに包まれて、
公園全体が真っ暗になる。

一人ひっそりと公園のベンチに腰掛ける。

車の音や街の声も聞こえない。
僕の耳を通り抜けるのは冷たい夜の風の音。

日常空間から解放されたようで心地がよい。
日常のすべてのストレスが風と共に流れていく。

虫のさえずりだろうか

 

「ネェネェ、チュチュ」
「ダメダメ、チュチュ」

 

風と共に聞こえてくる。

 

 

公園が少しずつ暗さを深めていく。
空を見上げるとお月様が欠けてゆく。

 

このまま闇が全てをのみこんでしまうのではないかと思うぐらい
暗く、暗く覆って闇の怖さに、

風と草木がザワツキはじめた。

 

「ザワザワ、チュチュ」
「モーヤダ、チュチュ」

この闇の勢いに一度のみこまれたらもう二度と
普通の世界には帰ってこれないのではないか。

そんな不安が心をよぎる。

そんな不安の中、闇はすべてをのみ込んでしまった。
もう二度と現実へは戻れない。
そう確信したとき。

「ソコダメ、チュチュ」
「ソコヤダ、チュチュ」

ん??

 

人??

キャップル??

高校生か!

この、おませさん達のおかげだ。
僕はあと一歩で闇にのみ込まれてしまうところだった。

どんな自然現象よりも
「あー青春はなんて素晴らしいんだ。」

全部あり ちょいかけ

 

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