街コン奮闘記5

 

 

ついに最後の戦いを迎えた。

私にとってもここが、今日の全てを発揮する場である。

今まで3~4組と話してきて一番感触がよく、一番口説ける会話を入れていくつもりである。

もちろんDも同じ気持ちだろう。

つまり、モテないブラザーズにとって集大成を表現する場なのである。

 

■5回戦()

最後の戦いが幕をあけた。

 

私の考えでは、

開口一番に名前を聞き、親しみやすい呼び方を彼女らと一緒に探し、40分間その名前で呼ぶことで親近感を近づける。

 

そして、休みなどの話に広げ《暇してる》や《何かしたい》の言葉を発したときに、みんなで[ドライブ]や[花見]などイベントに誘う作戦だ。

 

いままで戦ってきて、距離感とタイミングが運命を左右すると私は感じていた。

 

しかし、気負わずリラックスして!!

 

まず、名前を聞くことには成功した。

そして呼びやすい名前で、タケちゃんとヤマちゃんと呼ぶことにして了承を得た。

 

でだし、順調である。

 

ヤマちゃん、タケちゃんは他の女性グループと一緒に来たようで友達とは対戦した?とか、モテないブラザーズは喋りやすいですよ!とか会話が盛り上がっていく。

 

作戦も会話も順調に進んでいく。

 

タケちゃんから、

「仕事は何してるんですか?」

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

でてしまった。

 

もう書かなくてもわかるだろう。

Dの必殺技である。

 

必ずでるんじゃないかと思われる会話にDは爆弾を仕掛けている。

ヤマちゃん、タケちゃんにしてみれば1回目のくだりでも、

私にしてみれば、4回目のくだりである。

 

回を重ねるごとに違う面白さが沸いてくる。

みんながポカーンとするのをみてDがクスクス笑う。

それをみて私が笑う。

それをみてヤマちゃん、タケちゃんは首を傾げ、ワケわからないという表情だ。

 

それをみてDがさらに笑う。

それをみて私もさらに笑う。

ヤマちゃん、タケちゃんはあきれちゃう。

 

Dの爆弾は強烈でいままでの流れを木っ端微塵に破壊する。

 

あーDよ!!

 

俺らはここに何しに来たんだ?

自己満足か?

お笑いの練習か?

 

出会いだろ!出合い!

そんなこんなで私の作戦も失敗に終わった。

 

しかし、Dは満足げで自信に溢れてる。

 

なぜこんなに自信に溢れてるんだと思い、

「今日、どうだった?」と聞いてみた。

 

D 「自由にめっちゃ楽しんだ!」

 

自由すぎるわ!!

 

-日記