同じようで全然違うFXと外貨預金の違いを徹底比較

この記事はこんな方へオススメです

・FXが外貨預金と比べて魅力がある部分を知りたい方。
・FXの魅力を知りたい方。


みさき
みさき

投資やFXに興味がある方で、外貨預金とFXの違いについて比較をして記事を書きました。

凡人のみさきでも、できる簡単な資産運用を発信しています。


今回、ご紹介する「同じようで全然違うFXと外貨預金の違いを徹底比較」を読めば、FXと外貨預金の違いを理解することができます。そして、自分にあう資産運用の方法に一歩近づけるはずです。

まずは、結論として、「外貨預金とFXの違いを比較」して図にまとめました。ぜひ、確認をしてFXと外貨預金のメリットとデメリットを把握して自分の性格にあった資産運用をしてください。

FXと外貨預金の比較

★外貨預金とFXの違い【比較表】

FXと外貨預金を主要なポイントで比較しました。

FX外貨預金
利益のチャンス円安
(安く買って、高く売る)
円安
(安く買って、高く売る)
円高
(高く売って、安く買い戻す)
円高
×
レバレッジの活用資金の1~25倍まで取引可能資金の範囲内での取引
利息の受取
(金利)
あり
(スワップポイントで毎日受取)
あり
(原則、満期時)
取引方法注文方法複数
(指値、逆指値、損きり など)
現在レートで売買
取引コスト
(米ドル/円)
25銭
(預入0銭/払戻25銭)
2銭
(平常時スプレッド)
取引時間24時間
(メンテナンス中除く)
9時~21時
(15時以降は翌営業日扱い)
課税方法20.315%
申告分離課税
~55.945%
総合課税
保全全額信託保全預金保障制度の対象外

①利益のチャンス

FXと外貨預金では、利益のチャンスに違いがあります。FXでは、買い注文、売り注文の両方から取引ができます。その為、為替レートが安い時でも、高い時でも利益にするチャンスがあります。

一方で、外貨預金では、買い注文からの取引になります。その為、外貨預金での基本的な買い方は安い時に買うことがベストになります。価格が高騰している時には利益を獲得しにくい傾向があります。

みさき
みさき

FXでは、為替レートが安い時は、買って高く売る。為替レートが高い時は、高く売って、安く買い戻すことができるんだね。外貨預金では、全ての取引は買い注文から始まるんだね。

②レバレッジは活用できる?

FXと外貨預金では、資金に対して活用できるレバレッジに違いがあります。FXでは資金に対して最大25倍のレバレッジをかけることができます。例えば、資金5万円用意したら最大で100万円までの取引ができるようになります。

一方で、外貨預金は資金範囲内での取引になります。例えば、資金5万円用意したら5万円までしか取引ができません。100万円の外貨を購入したいときには100万円用意する必要があります。

みさき
みさき

FXでレバレッジをかけると、リスクが上がるけど、リターンも大きくなりますね。外貨預金は資金範囲内なので安全性が高いですね。

ニャビット先生
ニャビット先生

レバレッジはリスクに目が行きがちですが、しっかりとリスク管理をして適正なレバレッジをかけることで、資金が効率的に運用できるんですよ。

③利息の受取(金利)

FXと外貨預金では、利息の受け取るタイミングに違いがあります。FXでは、各国の金利差はスワップポイントとして毎日発生します。買いで保持をしていれば毎日受け取れます。売りで保持をしていれば毎日支払います。

一方で外貨預金は、金利差はなく各国の金利を満期時に受け取れます。

スワップポイント

④取引方法

FXでの取引方法は、指値や逆指値など「○○円になったら買う、○○円になったら売る」など為替レートが自分の狙っている金額になった時に取引が成立するような予約注文ができます。

一方で、外貨定期預金は原則には1日1回決まる「仲値」でしか取引ができません※某大手銀行の外貨定期預金の場合

みさき
みさき

FXの自分が狙っている価格での予約ができるのは大変便利ですね。取引方法の違いでもFXの取引方法に魅力を感じます。

⑤取引コスト

ほどんどのFX証券会社では、取引手数料が無料です。

一方で、外貨預金では手数料が往復で2~8円かかります。
米ドル2円、ユーロ3円、豪ドル5円、英ポンド8円の手数料になります。
英ポンドは、米ドルなどに比べると流通量が少ないために手数料も高い傾向いあるようです。※某大手銀行の手数料参考

手数料、お金が飛んでいく

⑥取引時間

FXでは、日本が深夜であっても、米ドルやユーロなど主要国家のどこかが必ず動いているので、24時間取引ができます。(メンテナンス時間は除く)

一方で、外貨預金は、9時~21時(15時~21時のお取引は翌営業日扱い)など時間が限定されている場合が多いようです。

みさき
みさき

FXの24時間市場があいていることは、平日の昼間に時間を確保できない人には魅力的ですね。例えば、サラリーマンなら仕事が終わった後の夜9時ごろからもできるし、主婦であれば子供を寝かしつけた深夜から取引をすることもできますね。

⑦課税の方法は?

FXで獲得した為替差益やスワップ金利は、雑所得として扱われます。これは、20.315%の申告分離課税となって他の所得とは合算されません。

また、為替差損が出た場合にも給与所得などとは通算できませんが、「他の先物取引に係る雑所得等」に該当する取引で発生した利益からは差し引くことが可能です。

一方で、外貨預金で得た為替差益は雑所得として総合課税の対象になります。給与所得などが多い人なら最高税率は、55.945%の累進課税が適用されます。

為替差損がでた場合でも、株式で得た利益との損益相殺はできずに、雑所得以外の他の所得区分からは差し引けません。

株の損益との相殺はできないので注意ですよ。CFD取引との相殺はできるので、分散投資の選択肢としてCFD取引を選ぶこともできますね。

⑧保全のしくみについて

FXは金融商品取引法の規定により、お客様から預かった資金はFX会社の財産と完全に区別して管理することが義務付けられています。万が一にも、FX会社が破たんした時には、お客様の資金は信託銀行において保全されます。

一方で、外貨預金は預金保険の対象外になります。つまりは「ペイオフ」の対象外になります。外貨預金は各金融機関が独自に管理しています。某大手銀行では万が一破たんしても全額保全するように外貨資産を別区分管理しているようです。

みさき
みさき

FXは、証券会社が破たんしても保全はしっかりしているので安心なんですね。外貨預金も保全はしてくれそうですが、万が一事態の時に第三者の機関じゃないと安心感はぬぐえない気がしますね。

FXと外貨預金のメリットとデメリット

FXと外貨預金を比較して、それぞれにメリットとデメリットがありました。

FXのメリット・デメリット

メリット

・取引コストが安い
・レバレッジがかけられる
・円高、円安のどちらでも利益を得るチャンスがある
・毎日スワップポイントが発生する
・税金が安い
・FX会社の資産と別管理

デメリット

・投資金額以上の損失がでる可能性がある
・スワップポイントを支払う可能性がある

外貨預金のメリット・デメリット

メリット

・投資した金額以上に損をすることはない
・利息を支払うことはない

デメリット

・取引手数料が高い
・レバレッジがかけられない
・円安の時しか利益が狙えない
・金利の受取は、原則満期時のみ
・ペイオフの対象外

FXと外貨預金を比較してみて、勝手な感想

FXと外貨預金を比較してみて感じたことは、長期で保守的に取引をしたい人には外貨預金が向いていて、長期~短期までアクティブに取引をしたい人にFXが向いていると感じました。

みさき
みさき

個人的にはFX派です。レバレッジが活用できること。取引時間が長いこと。金利が毎日発生すること。全てにおいてFXに魅力を感じます。

ニャビット先生
ニャビット先生

レバレッジを活用するときは、損失をしっかりと許容できるリスクヘッジをして活用しないといけませんね。

そして、為替相場に翻弄されない自己のマネーマインドを確立して常に精神が安定した状態で取引に望んでください。

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