投資の神ウォーレン・バフェットもレバレッジを使っている?

この記事はこんな方にオススメです!

・FXを始めたばかりで、レバレッジについて知りたい方
・資金以上の資産を動かせるレバレッジは怖いと思っている方
・レバレッジに対しての考え方を変えたい方



みさき
みさき

投資やFXに興味がある方に向けて記事を書きました。

凡人なみさきでも、できる簡単な資産運用を発信しています。



ご紹介する「ウォーレン・バフェットも使っている?適切なレバレッジとは」を読めば、レバレッジにたいして怖いとか、危険などのマイナスイメージら、資金効率の良い手段とプラスイメージに考え方が変わる可能性があります。

まずは、「バフェットはレバレッジを使っているのか?そして、適切なレバレッジはどれぐらいなのか?」といった部分について書いています、ぜひ読んでください!


堅実投資のバフェットも、実はレバレッジとは密接な関係

最も投資で成功している人といえば、投資の神様ウォーレン・バフェットではないでしょうか。

バフェットの投資スタイルといえば、バリュー投資、長期投資、安定投資と言った堅実なイメージがあります。

バフェット保有株

・アップル ・コカ・コーラ ・アメリカン エキスプレス 
・グローブ ライフ ・P&G ・ジョンソン&ジョンソン など



バフェットは企業価値が市場で評価されていな割安な株や、安定的な企業の株を長期間保有することで資産を増やし豊かになり、そして今もなお世界トップレベルの豊かさが継続しています。

みさき
みさき

バフェットの信条の1つに、
「Get Rich,Stay Rich」豊かになり、その後も長期間豊かであり続けること。

そんな、安全、堅実にみえるバフェットの投資スタイルですが、実はレバレッジと密接な関係があるんです。

バフェットCEOバークシャー・ハサウェイはレバレッジを使っている?


バフェットがCEO兼会長を務めるバークシャー・ハサウェイ社の貸借対照表(B/S)を見ると、2022年3月末の時点では、総資産969,506百万ドルで、資本が516,865百万ドルなので、資産は資本の約2倍となっています。

簡単な考え方では、資産を動かしている半分は自分のお金で、残りの半分は他から借りているお金になっています。(貸借対照表の負債÷総資産:負債比率50%前後)

これからみると、バークシャー・ハサウェイ社では約2倍のレバレッジがかかっていることが分かります。(参考情報)バークシャー・ハサウェイの貸借対照表

みさき
みさき

堅実なイメージのバフェットでも約2倍のレバレッジをかけているんですね。

バークシャー・ハサウェイのレバレッジは、他の企業と収支構造が違う

バークシャー・ハサウェイは、一般的な投資家のおよそ2倍のレバレッジをかけていることも重要です。しかし、バークシャー・ハサウェイは他の企業とは収益構造が違う点も理解しておきましょう。

バークシャー・ハサウェイの収支構造を紐解いてみていくと投資会社で、さらに投資資金の借入金はバークシャー傘下の保険会社(保険事業)からの資金で負債部分を大きく占めています。

バフェットはこの保険の特徴を上手く利用して投資をしています。保険の契約者は継続的に保険料を支払う一方で、保険金の受取までの間は数十年期間があく人がほとんどです。その余剰期間を利用しています。

そして、この借入れている保険料には金利がかからないのでゼロ金利で資金を運用しているともいえます。

さらに、投資に関してはバフェットとそのチームがかなりの経験を積んでいます。将来のリターンに自信を持つことができ、より多くの資金を活用することでリスクを取ることをいとわないのです。

ただし、これは経験豊富な投資家であるため、ほとんどの投資家がバフェットのような安心感や専門性を持っているわけではないことを念頭に置いておく必要があります。

みさき
みさき

運用資金が保険料だったとは驚きですね。それなら、なんだか運用ができそうな気がします。

ニャフェット
ニャフェット

保険料といっても普通の保険会社は、価格変動が安定した債券などローリスクの運用をするものなんですが、バフェットの今までの信頼と実績があるから価格変動が大きい株式市場で運用ができるんですね。

みさき
みさき

そうなんですね。やっぱりバフェットは凄いんですね。

misakiがウォーレン・バフェットの投資を学んだ本

投資をはじめると必ず誰でも耳にすると言ってもいいほど有名な人が、投資の神ウォーレンバフェットです。

そんなバフェットのことが知りたくて私もバフェットについて書かれた本を読みました。
そして、バフェットの投資に対する考え方はもちろんですが、投資以前の人としての考え方を学ぶこともできる本です。

私も、投資をする前に人として成長する必要がありそうです。
いや、投資をしながら人として成長していきます。

人として大切なマインドを学べる「バフェットのマネーマインド」でした。

レバレッジは、怖いもの?それとも活用できるもの?

投資初心者の頃は、レバレッジ=怖いものという考え方でした。しかし、資金を効率よく運用するには理解しておくべきものです。

それでは、投資におけるレバレッジについて、そしてリスクヘッジのために適切なレベルの測り方について考えてみましょう。

レバレッジとは?

レバレッジとは、「てこの原理」のことで、小さい力で大きな効果をうみだすことです。

具体的には、投資するためにお金を借りることで、通常よりも大きなリターンを得ることができるようにすることをいいます。

つまり、お金を借りれば、通常よりも多くの外貨や株などの投資を行うことができます。

しかし、このように投資額が増えると、投資先の価格が下がた時は、投資収益がマイナスになる可能性があり、リスクが増えるということでもあります。

これはリスクが高いので、慎重に管理する必要があります。

リスクヘッジを考慮した適正なレバレッジとは?

レバレッジを利用する際にリスクヘッジするためには、適切なレバレッジレベルを決定することが重要です。

株式のレバレッジは3.3倍まで、FXのレバレッジは25倍までかけることができます。

適切なレバレッジの水準は、自分の資産状況や投資目標を考慮する必要があります。

例えば、10万の資金で3倍のレバレッジをかければ30万の取引ができます。25倍のレバレッジをかければ250万の取引ができます。

一方で、株価や為替レートが下がった時の値動きもレバレッジの倍率と同じだけの幅で損失がでます。(※レバレッジをかけた時の損失のでかたに、株とFXでは違いがあるので注意してください。)

レバレッジはお金を借りていることと同じイメージなので、損失がでても、その後の生活や資産運用に悪影響がでない金額までしか借りないようにする必要があります。

一般的には、FXのレバレッジでは3倍~10倍ぐらいが安全に取引ができると言われています。

株投資の場合は、投資する企業により変わりますが、2倍以下に抑えた取引が安全だと言われています。

■安全なレバレッジレベル■
・株は約2倍まで(企業自身がレバレッジをかけているので企業により異なる)
・FXは3~10倍

投資をするときに適切にレバレッジと向き合うことは、「どの銘柄を買うか、いつ買うか」と同じぐらい重要な判断項目だと思います。

■FXの時の重要判断事項■
・どの銘柄を買うか?

・いつ買うか?
・レバレッジをどれぐらいかけるか?

住宅ローンはレバレッジに似ている

みなさんに馴染みがあるレバレッジの一種として、お金を借りて物件を購入する住宅ローンがあります。

例えば、3,000万円を借入れて家を購入した時に、資産は300万持っていれば、10倍のレバレッジをかけたことと同じ効果になります。

しかし、住宅ローンとレバレッジには違いもあります。例えば、住宅ローンは通常固定金利であるのに対し、レバレッジは投資先によって金利が変動することがよくあります。

さらに、住宅ローンは通常、不動産で借りた金額を保証しますが、投資の場合はそのような保証はありません。

このように、住宅ローンとレバレッジは違いもありますが、みなさんも普段の生活の中でレバレッジの効果を利用して豊かな生活を手に入れているんです

さいごに

レバレッジは、投資収益を高めようとする投資家にとって素晴らしいツールになります。

しかし、リスクヘッジするために、レバレッジを安全に利用する方法を理解することが重要です。適切なレバレッジのレベルは、資産状況、投資目標、借入可能な金額、レバレッジの種類などに基づいて評価する必要があります。

また、ウォーレン・バフェットのバークシャー・ハサウェイは、一般的な投資家の約2倍のレバレッジをかけていることに留意する必要があります。レバレッジとその適切なレベルを理解することで、投資家は安全にリターンを最大化するためにレバレッジを利用することができます。

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