・新NISAを始めたい方
・高配当トップレベルの銘柄を知りたい方
・銀行預金に預けているお金を高い金利の資産運用に移行したい方

新NISA・株式・投資に興味がある人に向けて記事を書いています。
今回は、株の中でも株主配当がトップレベルで安定しているJT(日本たばこ産業)を記事にしました。
ご紹介する「高配当銘柄 JT(日本たばこ産業)の株主配当」を読めば、JT(日本たばこ産業)についての株主配当の内容や時期が分かります。
まずは結論として、「株主配当」についてご紹介します。
また、実際にJT(日本たばこ産業)を保有している様子もアップしていますので、ぜひ読んで下さい!
JT(日本たばこ産業)の配当利回り&株主優待
企業名 | 株価(23年6月) | 単元数 | 配当利回り(予想) | 優待 |
JT(日本たばこ産業) | 3179円 | 100円 | 5.92% | 2022年廃止 |
・配当利回り 約5.92% 年18,800円予定(中間94円 期末94円)
・株主優待は廃止(2022年12月を最後に廃止)
・単元未満株に対応し1株から配当あり

株主配当金の魅力を確実に感じる銘柄です。初心者の方が株の良さを知るきっかけにお勧めできます。
JT(日本たばこ産業)はどんな会社?
日本専売公社のたばこ事業を引き継ぎ1985年に設立した特殊会社です。たばこ事業が収益の中核を担っています。海外のたばこ事業で約50%、国内のたばこ事業で約30%の収益になっています。
更に、M&Aで海外のたばこ事業を拡大中です。
株式の3分の1は財務省が保有しないといけない規定があります。日本産のたばこは日本たばこ産業の全量買取契約が義務付けられている一方で、たばこの独占が認められ国内唯一のたばこ製造会社です。
JTの株は安定しているの?割安なの?割高なの?PERとPBRは
高配当で魅力が高いJT株ですが、購入するときに気になるのは、①安定しているのか?株は②割安なのか?③割高なのか?ではないでしょうか?
株を購入する際に参考にする、⓵安定の基準の自己資本比率、PER、PBRの数値をみて確認していきます。
自己資本比率
自己資本比率は54.1%あります。とても健全です。業種などにもよりますが、東証1部上場企業の平均で30.9%というデータもあります。
JT(日本たばこ産業)は安定経営継続中です。
PER(株価収益率)
PER(株価収益率)は、株価が割安か割高かを判断する指標の1つです。株価÷一株当たりの利益で算出した、株価と企業の収益力を比較した数値です。その基準の数値が一般的には15%を下回ると割安。上回ると割高と言われています。
JT(日本たばこ産業)のPERは、12.82%です。
端的には、PERの数値からは割安と判断できます。
PBR(株価純資産倍率)
PBR(株価純資産倍率)は、株価が割安か割高かを判断する指標の1つです。株価を純資産で割って算出した数値です。一般的には、1倍が株価と資産価値が同じとされています。単純には、1倍を割れば割安。1倍を上回ると割高と言われています。
JT(日本たばこ産業)のPBRは、1.59%です。
端的には、PBRの数値からは割高と判断できます。

自己資本があり安定している。PERから収益性もあるんで、PBRの純資産が割高でも、misakiは買い増し中です。
しかし、たばこ事業が中心なので将来的にワクワクするような事業をおこすような将来性は期待が小さいと思っています。
安定基盤、安定収益、高配当が支えている株価だと思っています。
主な主要数値
22年12月四季報より株を購入する際に参考にする数値をまとめました。
自己資本比率 | 54.1% |
PER | 12.82% |
PBR | 1.59% |
ROE | 13.9% |
ROA | 6.8% |
JT株(日本たばこ産業)を保有するメリット
株主配当金はどれくらい(2023年の配当予想と過去の実績より)
2023年の配当予測は、配当利回り6.10%18,800円(中間配当94円、期末配当94円)を予想しています。
■過去10年間の株主配当金額・配当利回り推移
年度 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
配当実績 | 6,800 | 9,600 | 11,800 | 13,000 | 14,000 | 15,000 | 15,400 | 15,400 | 14,000 | 18,800 |
配当利回り | 2.27% | 2.96% | 2.64% | 3.38% | 3.86% | 5.73% | 6.33% | 7.33% | 6.03% | 7.07% |
配当方針は

JTのIR資料を確認してみると驚異的な配当性向ですね。
IR資料から、私が魅力的と思った3ポイントです。
・配当性向 75%を目安とする。
・強固な財務基盤を維持しつつ、利益成長と株主還元の向上を目指す。
・持続利益成長 事業投資を最優先
■過去10年間の配当性向
年度 | 2013年3月 | 2014年12月 | 2015年12月 | 2016年12月 | 2017年12月 | 2018年12月 | 2019年12月 | 2020年12月 | 2021年12月 | 2022年12月 |
配当性向 | 37.6% | 50.1% | 43.6% | 55.2% | 63.9% | 69.7% | 78.6% | 88.1% | 73.4% | 75.4% |

2017年あたりから配当性向が60%を超え2019年には75%を超えてます。
大手優良企業の配当性向は40%前後なので圧倒的に高い数値ですね。
配当の権利確定日はいつ
株主配当を受け取るには、株主配当日に株を保有することです。
2023年6月時点の配当予想金額で掲載しています。
■中間配当■
株主確定日 6月30日
1株 94円
100株 9,400円
支払予定日 9月上旬
■期末配当■
株主確定日 12月31日
1株 94円
100株 9,400円
支払予定日 12月上旬

私は、まとまった資金がない時は1株3,000円ほどでポチポチと買い増して確実に配当金を増やすようにしています。
misakiの購入株情報公開
2022年6月17日に6月末の中間配当目的で購入しました。購入して1年間保有しています。1年間で受け取った配当金額は18,800円です。
残念ながら優待は廃止ですが、なんといっても高利回りの配当が魅力的です。

優待がないと割り切れば1株ずつ買い増して増やしていくこともできます。
私も2023年5月にJT株を1株ずつ買い増して増やしていき現在では115株になっています。
高配当株の割合を高めたいので今後も、300株ぐらいを目標に積み上げています。
■misakiの購入株(23年6月1日時点)

■23年6月1日時点での収益
・含み益 +66,125円 (+23.33%)
・配当利益 +18,800円
・トータル +84,925円
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